微風 すでに行方不明
喧騒 街灯が目障り
白くそれは空へ昇った
何も言わずに空を汚した
ベール越しに見てる
予想できてた副作用
無痛 蝕まれる思考
知能の低い虫のように
届かない月に焦がれて
手にした灯は小さすぎて
目を開けたら全部嘘と気づくの
白くそれは空へ昇った
何も言わずに 僕はまた一人だ
悲しみは海じゃない
全部飲み干せるから
だけどまだ
届かない月に焦がれて
手にした灯は小さすぎて
目を開けたら少ししみて痛いよ
このまま燃え尽きさせてよ
できれば 灰すら残さないで
夜空に溶けて消えていく
煙の先を見つめている
燃えカスならここに捨てていけ